DX320 Edition X なぜ、リキッドメタルを採用したのか


DX320 Edition X では、iBassoは初めてリキッドメタルと呼ばれる新しい金属素材を採用しました。
なぜリキッドメタルを採用したのか、リキッドメタルとは一体どの様な金属なのでしょうか。

リキッドメタル(液体金属)は、非晶質金属(アモルファス金属)またはバルク金属ガラスとも呼ばれます。
リキッドメタルを硬化させると一般の金属の結晶構造とは異なり、結晶構造のないアモルファス金属となることで下記のような特徴があります。

・塑性変形がなく、高靭性を誇る
・耐摩擦性に優れ、傷がつきにくい
・高い耐腐食性を誇る
・やさしい肌触り、滑らかな質感
・非磁性体(磁界、磁場の影響を受けない)



アモルファス金属.jpg


このように高い耐久性が特徴的なリキッドメタルは、航空宇宙、軍事、医療、電子、精密機械など、多くの産業で広く採用されています。
しかし、これらの産業でリキッドメタルは比較的小さな部品として採用されることがほとんどです。

リキッドメタル.jpg

DX320 Edition Xのように筐体にリキッドメタルを採用し、流れるような美しいボディラインを製品化したことは稀少です。
筐体の加工が難しく、1度の生産工程では量産することができず製造コストが非常に高くなってしまうため、全世界500台限定となりました。
DX320 Edition Xは再製造を行う予定はございません。

DX320 Edition Xに高い耐久性が特徴となるリキッドメタルを採用した理由には、「購入した時と変わらない姿で、永く愛されるオーディオプレーヤーとなって欲しい」というiBassoの願いが込められています。