昨年より株式会社MUSIN(以下、弊社)が日本国内正規代理店を務めさせて頂いております、
iBasso Audioの本社に今年も訪問して参りました。
(写真は深セン国際空港)
iBasso Audioのある中国の深センという都市は、世界でも有数の最先端技術が集まる街。
「アジアのシリコンバレー」なんてあだ名でも有名ですね。
実際に足を運んでみると、高層ビルに金融街、緑地公園やショッピングモール。理想的な未来都市といった様相です。
街を行く人は若い人が圧倒的に多く、皆とてもエネルギッシュな印象でした。
高層ビルが立ち並ぶ一角にiBasso Audio本社のあるビルがあります。
この辺りは日本の赤坂にそっくりで、他の地区に比べると周りにスーツの方が多かったです。ビルの中にはバーガーキングやスターバックスなど、日本で有名なチェーンも多く入っていました。
受付を通ってエレベーターを上がると、iBasso Audio本社オフィスに到着。
出迎えてくれたスタッフに挨拶をすると、社長室に通されます。
「こんにちは、会えてうれしいよ」
社長の李建生氏とご挨拶。私は初めましてでしたので、いささか緊張気味でした。
お互いにPCを立ち上げながら、席に着きます。
早速商談、と思った矢先。社長のデスクの上には我々も見たこともない機材達が。
「これは何でしょうか?」
「それらは全て試作中の新製品だよ、音が聞けるものもある。試してみるかい?」
そんな流れで、まずは試作品の試聴をすることになりました。
いくつかは写真を掲載する許可も頂いたので、少しだけお見せ致します。
深いブルーと特徴的なラインがまるで陶器のような印象を与えるイヤホン。
今までのiBassoのどのイヤホンよりクリーンで瑞々しい音を出すので、思わず口元が緩んでしまう私。
目が合った社長もまた、ニヤリとしていました。
机の上にあった未完成の試作品の中でも、一際存在感を放つ“何か”。
こちらに関して現段階では残念ながら全てをお見せするすることはできませんが、
この二枚の断片図から、皆様に想像を膨らませて頂ければと思います。
私個人としても、今回見せて頂いた試作品の中で一番完成が楽しみな製品です。
いくつかの試作品の試聴後に商談開始。
この日は契約に関する話や今後のiBasso Audioの販売スケジュール、
サポートやファームウェアに関する話を沢山しました。
皆様が気になっているDAPの機能についても、みっちりとエンジニアの方も含めて話し合いをしましたので今後にご期待頂ければと思います。
最後にMUSINの代表、武とiBasso AudioのCTO、勾さんの2ショット。
素晴らしい製品を日本のファンの皆様にお届けできるよう一層精進して参りますので
これからもiBasso Audioと株式会社MUSINをどうぞよろしくお願い致します。